管理栄養士コラム
腎臓を助けるお食事ポイント✨
こんにちは!管理栄養士のHです😊
今回のテーマは「カリウム」についてです♩
病院でカリウムの摂りすぎには気をつけましょうと言われたことはありませんか?
腎臓の働きが悪くなると老廃物や余分な水分や塩分を外に出す機能が落ちてしまい、老廃物が身体の中に溜まりやすくなり、免疫力の低下・嘔吐・下痢・むくみなどの症状が出てきます😵
カリウムは腎臓に直接悪影響を及ぼすわけではありませんが、腎臓に不調があると、カリウムを尿にうまく排出することが難しくなり体内に蓄積します。
よって血液中のカリウム濃度が上がり不整脈が起こりやすくなるんです😭
不整脈による突然死を起こさないようにするためにも血液中のカリウム濃度を正常範囲内におさめることが大切です。
1日あたりのカリウム目安量
男性
18歳以上 2500mg
女性
18歳以上 2000mg
カリウム制限をしている方
1500mg以下
カリウムを抑えるコツ
- 基本的に野菜はカリウム量が多い
野菜により差はありますが、全体的に野菜はカリウム量が多いことを覚えておきましょう - たんぱく質に注意
たんぱく質(肉魚卵豆)を摂りすぎてしまうとカリウムも過剰に摂ってしまうので注意しましょう!1食あたり肉魚卵豆のトータル量が60gくらいがベスト! - 水にさらす
カリウムは水に溶ける性質があるので茹でたり、水にさらすことでカリウムの量を減らすことができます。カリウムは細胞内に含まれているため、さらす時はみじん切りや千切りなど水に触れる面積が多くなるようにすることがポイントです。 - 茹でる
水にさらすよりも茹でるほうがカリウムの量をより減らすことができます。たっぷりの水でゆでるのがポイントです。
いも類→約15%減
いも以外の野菜→約50%減
カリウムの多い食材(100g当たりの含有量)
切り干し大根 |
3500mg |
わらび(1/2束) |
3200mg |
舞茸(100g) |
2500mg |
干し椎茸(25個) |
2100mg |
キクラゲ |
1000mg |
さつまいも(1/3弱) |
980mg |
こんにゃく(1/3枚) |
950mg |
ほうれん草(1/2袋) |
690mg |
にんじん(中1本) |
630mg |
じゃがいも(中1個) |
610mg |
やまいも(5cmカット) |
590mg |
さといも(大1個) |
560mg |
たけのこ(1個弱) |
520mg |
にら(1束弱) |
510mg |
小松菜(2茎) |
500mg |
枝豆(25個) |
490mg |
さつまいも(1/3弱) |
480mg |
かぼちゃ(約2片) |
450mg |
れんこん(1節弱) |
440mg |
やまいも(長さ5cm弱) |
430mg |
サニーレタス(約10枚) |
410mg |
ブロッコリー(約1/4個) |
360mg |