管理栄養士コラム
貧血予防について
こんにちは!栄養士の T です(´▽`)
日本人女性の10人に1人が貧血と言われているのはご存じでしょうか?妊娠、出産、月経のような女性特有の体の変化に加え、過度なダイエットなどは貧血になる大きな要因です。女性だけではなく、忙しくて十分な食事が毎日とれていないという方も貧血に陥りやすく、集中力の低下、だるい、疲れやすい、頭痛がするなどといった症状で現れることがあります。貧血の方の多くは鉄分不足による鉄欠乏性貧血であると言われています。
〔鉄分〕は、どんな食べ物に含まれているかご存知ですか?主に牛や豚、鶏のような肉類や、うなぎ、イワシなどの魚介類、あさり、しじみといった貝類、大豆などの豆類に多く含まれています。
また、〔ビタミンC〕は鉄の吸収を助けます。菜の花やブロッコリー、赤・黄ピーマン、キウイやイチゴなどに多く含まれていて、熱に弱く水に溶けやすい性質を持ちます。なので、火を通さないで食べるようにするのが理想的です。
さらにお肉やお魚、卵に多く含まれる〔タンパク質〕は、鉄と結合することで腸から吸収しやすくする働きを持ちます。
つまり、鉄欠乏性貧血には〔鉄分〕だけではなく!〔ビタミンC〕と〔タンパク質〕を一緒にとることが大事なのです!
鉄分の多い食材を表にまとめましたので参考にしてみてください!!!
※悪性貧血や溶血性貧血のような鉄不足が原因ではない貧血もありますので貧血と診断された場合きちんと医師に確認してください。