管理栄養士コラム
気を付けたい清涼飲料水
こんにちは🌻 管理栄養士のAです!
最近では道内でも夏日を観測するなど、いよいよ夏本番が近づいていますね。
暑い日に大切になってくるのが水分補給です。
水分補給の際に気をつけて頂きたいのがスポーツドリンクや炭酸飲料などの「清涼飲料水」です。
清涼飲料水の中には多くの糖分が入っている物があり、飲む量や飲み方には注意が必要です。
そこで今回は、清涼飲料水による糖分過多の影響や飲み方についてお話しします。
清涼飲料水にはどれくらい糖分が入っているの?
市販の炭酸飲料やジュースには角砂糖で表すとおおよそ10~18個分の糖分が含まれています。
また、スポーツドリンクにも8~9個分の糖分が含まれます。
飲み過ぎてしまうと?
糖分の多い清涼飲料水を飲み過ぎてしまうと、「ペットボトル症候群」(ソフトドリンクケトーシス)に陥りやすくなります。
この流れを繰り返す事により、喉が乾く・尿量が増える・疲れやすい・イライラするなどの症状が現れます。
重症化すると、意識が朦朧とするなど命に関わる場合もある為注意が必要です。
また、ペットボトル症候群を発症しないとしても、糖分の多い清涼飲料水の頻繁な摂取は虫歯や肥満、糖尿病を引き起こす要因にもなります。
清涼飲料水の選び方
- 食事や甘いものを食べる時:無糖のお茶類、水
- 運動する時:スポーツドリンク、カフェインの少ない麦茶
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朝食時や食欲がない時:野菜や果物のジュース
など、場面に適した清涼飲料水を選択し、適度に楽しみながら、暑い夏を乗り切りましょう!