薬剤師コラム
薬と健康の週間特集コラム⑥ 目薬ってほんとに1滴でいいの?
目薬は1回1滴で大丈夫です!
人間の目は0.02〜0.03mlしか液体を入れることができません。
それに対し目薬は1滴で0.04〜0.05mlとなっています。
目薬は1回1滴で十分たりる!ということがわかりますね。
指示以上の目薬をつかうことは効果を上げることにはならず、瞼のかぶれなどのリスクとなります。
1回1滴を守って使いましょう。
また、目薬をさした後にまばたきをすると、鼻涙管を通って目薬が出ていってしまいます。
点眼後はまばたきをせず、1分程度瞼を閉じておきましょう。
最後に保管方法についてです。
遮光の目薬は光に弱く効果に影響するため、引き出しや付属の遮光袋に入れて保管してください。
目薬は冷蔵庫で保管する方もいると思いますが、中には冷蔵庫がNGなものがあります。
薬をお渡しする際に保管方法についてもお伝えしていますが、気になった場合は改めてお問い合わせください。
留萌の冬は厳しく、廊下や玄関の気温が冷蔵庫並みになることもあると思います。
これから寒さが本番になる前に保管場所も見直してみてはいかがでしょうか?
目薬も飲み薬や注射などと同じ「薬」です。
正しく使っていきましょう!