薬剤師コラム
処方箋が必要な薬
薬には実は分類があるのはご存知でしょうか。
ドラッグストアで売られているもの、薬局でしか取り扱いのないものなど、さまざまな分類があります。
たとえば薬局医薬品は、医師・薬剤師等によって使用されることを目的とした医薬品である「医療用医薬品」と、
薬局において製造・直接販売する「薬局製造販売医薬品」に分類されています。
さらに分類していくと「医療用医薬品」は「処方箋医薬品」とそれ以外に分類されていきます。
病院で処方箋をもらい、薬局で受け取る医薬品は「処方箋医薬品」の分類です。
薬剤師法 第二十三条には「薬剤師は、医師、歯科医師又は獣医師の処方せんによらなければ、
販売又は授与の目的で調剤してはならない。」と記載されており、
「処方箋」がなければ薬剤師は皆様に病院で処方されたお薬をお渡しすることができません。
病院でもらう処方箋は一見するとただのペラペラの紙ですが、意外と重要な役割を担っています。
お薬を引き換える際は、処方箋が必ず必要になりますので紛失にはご注意ください。
また、処方箋には期限が存在します!
処方箋発行日を含め4日以内に引き換えてくださいね。