薬剤師コラム
腎臓のことを気にかけてみましょう!
毎年🌷3月の第2木曜日(今年は3月14日)は『世界腎臓DAY』ということで… 腎臓のことを気にかけてみましょう!
留萌地方は土地柄、塩分摂取量が多く、高血圧症や慢性腎臓病(CKD)の方が多くいらっしゃいます。🧂
腎臓が悪くなると…⁉️
💊お薬の種類や分量によっては 腎臓に負担をかけてしまう可能性があるため、容量を減らしたり飲む回数を減らしたりしなければなりません。
一つの病院の中で複数の診療科にかかられているであれば、🏥カルテや検査値を共有できるため患者さんの状態を共有しやすいですが、いくつかの病院にかかられている方は患者さんの腎臓の状態がどの程度なのかそれぞれの病院で把握されているとは限りません…
そこで、患者さんの腎臓を守るため、 『CKDシール』 をお薬手帳に貼る取り組み を行っていきたいと思います!
このシールを貼ることで、 複数の医療機関、医師、薬剤師、 患者さん自身が腎臓の状態を認識し、『腎機能低下により注意を要する医薬品』の適正使用をする事で腎機能の保護や副作用が軽減される事を目的としています。
※『CKDシール』をお薬手帳に貼付するために、患者さんの同意と血液検査値の確認のご協力をお願いしております!
eGFRという数値が
60未満の方 黄色のシール🟨
30未満の方 橙色のシール🟧
15未満の方 赤色のシール🟥
をお薬手帳に貼らせていただきます!
eGFR値とは腎臓の働きを示す数値で数字が小さくなるほど腎臓の働きが悪くなっている事を表します。
医療機関で検査を受けた際にご自分の腎臓の状態がどのくらいかを把握していただくことで慢性腎臓病『CKD』の早期発見 につながれば…と思います。