管理栄養士コラム
減塩とは?
こんにちは、管理栄養士の H です!
減塩という言葉をよく耳にすることが多いと思いますが、なぜ塩を減らす必要があるのか説明したいと思います。
食塩と血圧は密接な関係がある
普段食べるものから食塩を摂り過ぎると、血液中のナトリウム濃度が高くなります。血液中のナトリウム濃度が高くなることで、喉が渇き、水分を摂取しようと体が働きかけます。そうすることで血管に流れる血液量が増え、結果的に血圧が高くなります。つまり食塩を摂り過ぎると、体内のナトリウムと水分量を調節するために血液量が増えて高血圧になるということになります。
塩分を摂取する
↓
喉が乾く
↓
水分を摂取する
↓
血管内の血液量が増える
↓
血流量が増える
↓
高血圧になる
食塩を摂りすぎているとリスクが高まる疾患
前文で紹介した高血圧状態が続くと、血管内は常に張りつめられた状態になり、次第に血管の壁は厚く、硬くなってしまいます。これが高血圧による動脈硬化です。動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞などの原因になります。また高血圧状態では心臓に負担がかかることで心臓が肥大し、心不全になる可能性も高まります。
これらのことから減塩をすることは病気のリスクを低下することにつながります!ここで普段のお食事からできる減塩のポイントをお伝えしたいと思います。
- 塩分の多い加工食品(ソーセージ、ハム、ちくわなど)を控える
- 調味料は目分量ではなく計量するようにする
- 酸味や辛味をきかせる調味を心がける(酢、レモン、スパイスなど)
- うま味を使って味をつける(かつお、昆布、煮干し、干し椎茸、トマトなど)
- 表面を風味を豊かに仕上げる(焦げ目をつける、とろみをつける)
- ナトリウムの排泄を促すカリウムを積極的に摂取する(いも類、海藻類、バナナなど)
- 下味を塩、醤油から香味野菜やうま味調味料に変更する(しそ、にんにくなど)
- パンや麺にも塩分が含まれているので食べ過ぎには注意する