薬剤師コラム
平成30年度「テロ対策留萌地区パートナーシップ推進会議」定例会
薬剤師の S です。
去る8月21日に警察と留萌近隣を含む1市2町、市内の危険物を取り扱う企業などが集まり、平成30年度「テロ対策留萌地区パートナーシップ推進会議」定例会が開催され、一般社団法人るもい薬剤師会の一員として、また、業務上爆発物の原料となりうる指定品目を取り扱う者として、会議に参加して参りました。
会議の中で①テロリストを入れない、②テロの拠点を作らせない、③テロを起こさせない、の3か条によってテロを未然に防ぐ重要性を改めて知り、連携を深めていく必要があると感じました。
なお、会議の後は、会議室をお借りしたJXTGエネルギー株式会社の敷地内に於いて、不審者が侵入して不審物を置いた想定で、通報から不審者の確保まで、および爆発物処理班による実際の装備・設備によって不審物を排除する訓練を見学しました。
事前の説明の中で、「警察車両が現場に到着するまでには思った以上に時間がかかる」ということが言われており、そのため不審者・不審物を発見した際は、対象に接触することなく出来るだけ速やかに、出来るだけ正確な情報を通報すること、どんな些細なことであってもテロを未然に防ぐという観点から、素早い対応をしていかなければならないということを深く感じる、とても良い機会になりました。